OBAchannel (おばちゃんねる!)

50歳になったおばちゃんが色々な活動を報告する日記!https://bit.ly/2QqZLwk

50歳のBBAが感動した…絶交された女性の話と鴻上さんの繊細なインテリジェンスに脱帽した件!

こんにちは!

おばちゃんです^^

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最近はライフアフターという世界的に流行しているスマホゲームに登録しました!

まー自分のリズムで生きているというかね…自分のリズムで生きるのが楽しい今日この頃ですよ。

若いころ何がつらかったかって言いますと、

  • 何かを達成しなければいけない
  • 世の中の流れに沿って生きなければいけない

みたいな考えが結構自分の中にあったんですね。それに追われたり、それを追ったりして生きるのがつらかったですね。

 

もちろん社会の構成員の1名でもありますので、社会からの要求には極力答えて生きて行かざるを得ない訳ですが、まあそれでも役割が少し減った気がしています。ちょっとホッとしていますw

  • 可愛くなければいけない
  • 美しくなければいけない
  • 子供を産まなければいけない

これらの社会的要求をもらう年齢からは少し外れられたからという事でしょうか。楽になりましたね。自分からも手放しました。(美魔女等の女性はまだ辛いのかもw)

 

まあいわゆるトレンド的なものでしょうか?社会から押しつけられる無言の圧力のようなものでしょうか…今はもうね。年齢をカミングアウトして、そうゆうものから距離を置いて生きていますが、幸せですね…ハイw

 

というわけでですね…「持ち逃げされる男たち」というシリーズで他にも2名(も)の”持ち逃げされた”人と短期間の婚活で知り合った中でいたので、その人たちの事を書いていこうとのんびりしていて…のんびりしすぎてしまいましたね。

 

obachannel.hatenablog.com

 

こちらの話題は継続して書いて行こうとは思っていますよ!(というか世の中の常識とは思えないことが常識みたいになっているという…持ち逃げ流行ってるの???)

 

 

 

とう訳でおばちゃんは最近、ブログを書く時に起承転結をまとめてから書くようにしていたのですが、(おばちゃん実はタイピングがほぼ思考速度と同じくらいのスピードなので…)まとめるのが面倒いんですね…。(考えてることダラダラ垂れ流した方が楽w)

 

なので今日はあんまりまとめていませんがタイトルにあるように鴻上尚志さんの人生相談に感動したのでこちらに上手に書けるかわかりませんが、書いていきたいと思います。

 

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友人とか友情とか自分が誰なのかとか本当に考えさせられる内容でした…。

 

 

おばちゃんはこの年になって、分かったことが一つだけあります。

 

本当のインテリジェンスは経験の中からしか得られない。

 

これですね…。

まあ最初に鴻上さんが質問者の女性にほんとうに注意深く世の中の真理について書いておられる所があるので、こちら読んでみて欲しいと思います。

 

dot.asahi.com

 

本を読んだりして、分かったつもりになってもそれは自分の思考や自分の視点の本当の血肉にはなりません。この中で鴻上さんが語っているのは「マイノリティー」である事の差別についてです。(すくなくても”質問者の人が見ている世界”の「マイノリティー」である友人についてです。)

 

これを読んでこの質問者の女性は友人の事を少しでもわかってあげられると良いなと思いました。(わからないかもしれませんが…)

そしてね…

 

だからこそ、本当の優しさというのは少し離れた所からその人を静かにただ見守り続けるという事なんだとあらためて思いましたね。

 

世の中の人は文中に出て来た質問者Aさんのような間違った認識を持っている人がとっても多かったりします。

 

基本的に人は他人の為にはほとんどの事ができません。=無力である。

 

という事でしょうか…。

 誰かの成長や、誰かがもがき苦しんでいるのを側で見なければいけないというのはとてもつらい事です。でも実はそれが人生だったりします。お母さんは子供の成長をそっと見守ります。手助けをすればその子の機会(成長のきっかけ)が阻まれます。子供は親が死にゆくのを見続けます。どうにもできませんし、なにかアドバイスしても聞いてもらえるとは限りません。

 

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無力な人のイメージw(無力である事は辛い事です)

 

そうして無力を噛み締めながら生きて行くのが人生なのかなと最近は思うようになりました。

 

そしてね、世の中は基本的にマジョリティ(と思われてイる人たち)が支配しています。

 

そしてその人達は基本的に強いです。

 

強いとはどうゆう事かと言いますと、

 

人生のやり直しが効きやすいという事です。(=人生の選択肢が多い)

 

女性よりも男性の方が雇用の機会は多いですし、雇用期間も多いです。これが世界の実際です。

では、そうしたマジョリティの人たちが強いのは彼女や彼らの努力によって培われたものでしょうか?

 

いいえ違います。

 

それは単なる「違い」だったりする事がほとんどです。

 

性別

性的嗜好

収入

子供

高齢者

 

これらの要因によってマジョリティは決定します。

 

前出した質問にたいして鴻上さんが答えた記事の中に鴻上さんはかつて自分が経験した事を話しています。この経験した事について簡単に説明するとようするに鴻上さんはロンドンに行ってマイノリティになった訳です。

 

日本国内では良く男は女は論で話をする方が多くいますが、日本人の男性も実は世界に出るとマイノリティです。(こうゆう話するとヤバイかな…ちょっと陰謀論に片足ツッコミますよねw)差別されますし、嫌がらせなんて日常茶飯事です。

 

重要なのはそうゆう仕組みに社会が作られているという事です。

 

これは陰謀論でも何でもありません。左利きの人用のハサミ等はなかなか市場に流通しません。それはなぜかというとそれが大きな経済効果を生み出しにくいからです。大多数に販売する方が利益が大きくなるのは当然です。

 

そうして、こうした事はレッテルの数によって更に増大します。

  • 高齢者
  • アジア人

これで2つのレッテルですが

  • 高齢者
  • アジア人
  • 女性

これは3つのレッテルがはられる訳です。

  • 高齢者
  • アジア人
  • 女性
  • 貧乏

…最悪になってきましたw

 

 

そして基本的にマイノリティというのは以下のような順番で作られています。

 

白人>白人女性>白人以外>男性>女性

 

 

 

そして、更に付け加えて重要なのは

情報は高い所から低い所に流れる

という事です。

 

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水と同じで情報は高い所から低い所へ流れます。

要するに経済であったり、マジョリティである所から情報は下に落ちてきます。女性は日本国内ではマイノリティなので、男性は女性の現実には気づきにくい訳です。ましてや実際に女性を経験できる訳ではありませんので、いくら女性が声を高くして、話をしても女性が社会進出するほんとうの大変さは理解されません。(望むと望まざるにかかわらず、女性には男性とは違う肉体の機能を有しているという事です。)

 

※かつておばちゃんがインターネットの黎明期に仕事をしていた時代は新聞の2面は「インターネット」という面がありました(各社によって名称は異なります。)しかしそれは少ししたら「中国」にとって変わられました。これは中国の動向の方が日本の経済に影響を強く及ぼすようになったからそうなった訳です。

日本にいて米国の情報はたくさん入ってきます。それは米国が日本より「経済」で上を行くからです。高い所から低い所に水は流れます。それでは逆に日本の情報は米国には届くのでしょうか?実は私達は渦中にいますが、世界では日本はもうあまり取り上げられていないというのが実情では無いでしょうか?

 

おばちゃんは良く海外メディアを「Japan」でエゴサーチしていますが、日本の最新記事は数は少なくなっていると感じますし、アジアの諸国でも日本の情報を掲載しているメディアは一時期より少なくなっていると感じています。

※脱線終わり

 

そしてここで良くあるのは男性が個人の話と「女性」という一般化された女性達を一緒にしてしまう人が時々いる事です。(もちろん女性にもこれらはいます。)

 

良く一般につかわれる

「カテゴリーされた」女性

「個人の」女性

は別であるものを意識的に理解できている人はほんとうに少ないのです。


という訳でここまで前提で話を書いてきましたが、

 

鴻上さんはとても優秀で有名な方です。しかしロンドンに行ってマイノリティになりました。表現者でもあり繊細さをあわせ持っていらっしゃる方でもありますので、それを強く感じられたのだろうと思います。そして感じた事を自分の中に落とし込む事もできる方でした。

 

ここで他のパターンだと(多分ですが)

マイノリティーになる→嫌になる→日本に戻りそれを見ないで生きていく

だと思いますが、鴻上さんはそうはなりませんでした。

 

そして自分がマイノリティーであり、それを同情(と言ってしまうと大雑把なのですが)されている自分が「嫌い」だったという事です。

 

そこには美しい「自尊心」が存在しています。

 

自分を嫌いになるという事は一番の自分の敵でもあります。この時期鴻上さんは辛い思いをされたのでは無いかと思います。そしてこのQAの中で最もこの部分がとても重要だという事です。(鴻上さんは短い質問にたいする答えの中でこの美しい人が人としてある基本的なありようを見事に表現されているのです。)

 

そして…

  • 質問者Aさん(絶交された人)
  • 友人Bさん(絶交した人)

このBさんの中にもこの「美しい自尊心」が存在していました。

 

鴻上さんは文章の中で書かれています。

 

 「でもね、それでも、話しかけられることは嬉しかったのです。淋しさが紛れるから、たとえ、見下されていると感じていても、独りぽつんと中庭のベンチにいる僕に声をかけてくれることは嬉しかったのです。

 これは、強烈な体験でした。あきらかに「かわいそう」と見下されている相手からでも、話しかけられると嬉しいという感覚。生まれて初めて経験する、予想もつかない感覚でした。」

 

この『人の持つ社会性』が「機能不全」の根本です。人は弱いので、こうした喜びをより得ようと相手に隷属して行きます。それが自分が「嫌い」な自分でもです。

 

この

  • 社会性
  • 自己性

 

を人はバランス良く持ちそのバランスを上手にコントロールしつづける事(これは固定化されない事)が世の中を生きて行くのにはとっても大事なのです。

 

そして、鴻上さんのようにそれを自分の外に出して、あの時の自分はこんなだったなと言葉にできる人が世の中にはとっても少なくて、少ないから辛いという事になります。無意識の中でそれを感じ、嫌な気持ちになりますが、それを自分の外側に出して理解し咀嚼し自分の血肉にできる人は以外と多くは無いのです…

 

だからわざわざ「経験から学ぶ」なんて言葉が生まれる訳です。

 

久しぶりに美しい「自尊心」のあり方と自分の中で考え咀嚼してそれを誰かの為に使う人の文章を見た気がします。(普段本とか読まないから(;^ω^))

 

美しいと感じるとともにあらためて襟を正して生きて生きたいと思いました。こうゆう方(鴻上さんのような)はそのあり方 で人を元気にしてくれますね^^

 

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マイノリティである事を理由に断罪するのは基本的には良くない事です

 

とここまで来て、おばちゃんは言いたい事が一つあります。

 

マイノリティである事を理由に他人を断罪してはいけないという事です。

 

かつておばちゃんはある質問をTwitterに投げました。

その質問に対して答えてくれた方たちの中にこの断罪をする人がいました。

 

その人の言い分はこうでした。(要約)

 

あなたがそのような事を言うと貴女の信頼が失墜しますし、あまりそうゆう事をこういった場所で言うべきでは無いと思います。DMで言わず、直接言ってすいません。

 

この人の狡猾さにおばちゃんは読んだ瞬間辟易しました。この人は世間の常識をおばちゃんに投げつけて来ておばちゃんをあえてTwitter上で(他フォロワーさんがいるにもかかわらず)断罪した訳ですが…

 

でもね。

 

ここまで言わないといけないのが不思議なのですが、個別案件だからこそ質問をしてみた訳です。マジョリティ(その人の世界での)の意見もわかりますが、それを強要するなら、表現する意味が無いですよね…。(というかそうゆう事言ってもわからないだろうと思いますが…)フォロー外せば良いんじゃないの?と思いました…。正直…w

 

若いという事もまたマジョリティである事になりますので、わからないのでしょうけどね。まぁマウンティングでしょうね。

 

後半はボヤキになりましたよ。